第8試合:初心者の為のプロレスの歴史(平成中期(00年代)の新日本プロレス編)
ブエナスノーチェス!ロッキーです(^^♪
やっぱり忙しさにかまけて書けないもんですな・・( ;∀;)
ちょっと書き方やテーマを再考します・・。
さて新日本プロレスの歴史編もラストに近づきました。
90年代の人気が嘘のように一気にファンが減り、今のブームに至るまでの谷の時期。
いわゆる暗黒時代についてです。
90年代後半、闘魂三銃士やライガーを始めとするジュニアヘビー級選手の活躍で東京ドーム以外のドーム大会も頻繁に行われていました。
そしてこの頃に若手の有望株で伸び盛りだった世代が「第3世代」と言われる選手たちです。
最近のファンの方々は天山広吉、永田裕志、中西学、小島聡ら4人を指す言葉と思われるかもしれませんが他にも素晴らしい選手たちが数多くいました。
大谷晋二郎、高岩竜人、金本浩二、西村修、石澤常光・・他にもこの年代の選手たちは非常に有望で魅力的世代でした。
にもかかわらず、なぜ衰退したのか・・。
理由は一つではなく、色々と悪い流れが噛み合って衰退へと向かいました。
私が思うそのいくつかの代表的な理由は以下の通りです。
①99年1.4で新日本の強さの象徴だった橋本真也が小川直也にKOされる事件が発生
②オーナーのアントニオ猪木によるファンを無視した現場介入、シナリオ変更等の「裏切り」
③総合格闘技ブームによる従来のプロレスファンの幻想が破壊
④上記の理由が重なった結果、人気レスラーたちの大量離脱
というものです。
それぞれは様々な書籍が出ていますし、ネットにも記事がありますのでそちらをご覧いただきたいのですが、時代の流れや価値観の変化に昭和から続いたプロレスはもう通用しなくなっていたのだと思います。
ファンは減り、会場もガラガラ・・。新日本プロレスは一度、地に堕ちました。
ちょっと今からすると信じられないですよね( ゚Д゚)
(ちなみにそんな時期にプロレス界を引っ張っていたのは「プロレスリングNOAH」
彼らはNOAH出身の選手たちです。)
新しいファンの皆さんは「第3世代」がなぜあんなに人気なのかと不思議に思うかもしれません。
でも昔から見ている私のようなファンはそんな暗黒時代に歯を食いしばって、なんとか踏ん張ってプロレスを見せてくれていたのが「第3世代」な訳です(>_<)
そして、そんな暗黒時代に次の時代を作り今の人気を生み出すスターたちが若手として第3世代と闘いながら新しいプロレスを作っていったのです。
それが棚橋弘至、中邑真輔、真壁刀義たち今のプロレス界でスターとして活躍している選手たちでした。
これで新しいファンの方々にも概ね新日本の歴史とか流れを説明出来たかなと思いますので、次回以降は更新頻度の改善も含めて色々と試していきたいと思います(^_-)-☆
では今日はこの辺で。。皆様、アディオス!